J-Embrace Online Forum #8

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J-Embrace Online Forum #8

12 / 6 /2024  5:00 pm ~ 6:00pm   

REPORT

MAATJ第8回J-Embraceオンラインフォーラムを開催いたしました。

前回のフォーラムより、参加者お一人にスポットライトを当て、「自分をちょっと元気にしてくれた、プラスにしてくれた」経験やエピソードを共有していただいています。今回はJames Madison Universityの根本夕帆先生がお話してくださいました。根本先生はここ10年余り、夏の間学生を連れて日本に行っていらっしゃるそうです。J M Uは留学に力を入れているとは言え、日本語コースの運営だけではなく、手厚く学生の世話をなさっている根本先生のご尽力の賜物ではないかと思います。日本で迷ってしまった学生に何度もテキストメッセージを送って乱闘したり、留学中に体調を壊した学生を病院に連れて行ったりと、様々な苦労話に、参加者は目を丸くしながら聞き入っていました。しかしながら、根本先生の心を支え、喜びを感じる瞬間と言うのは、初めてV Aを出た学生の成長ぶりや日本を満喫した学生の感謝の一言であったようです。心温まるお話の後、留学プログラムを企画運営のご経験豊かな根本先生に質問が飛び交い、大変有意義な質疑応答の場となりました。根本先生、ありがとうございました!

また、参加者の皆様のアンケート結果に、「漢字や手書き」に関するコメントを幾つかいただきましたので、フォーラムの後半はその話し合いで盛り上がりました。これに関しては賛否両論だとは思いますが、今回のフォーラムに限って言えば、学生と話し合った上で手書きをやめた、書く練習はさせているが暗記させることはやめた等、手書きにかける時間を削ったプログラムばかりでした。その理由としては、手書きができなくてもタイプができて意味が分かりさえすれば日常生活に支障が少なくなって来ている、更には漢字学習(書き)に費やす時間の余裕がない等が挙げられるようです。一方で、確かにどのプログラムにも、もっと時間をかけて漢字を学びたい学生や漢字学習がクールなものとして強い興味を示す学生も少なくないようです。漢字コースを開講しているプログラムもあり、そのコース内容やゴール設定などに関して情報・意見交換が活発に行われました。漢字コースは名案、漢字学習によって学習効果の向上にもつながる、漢字とカルチャーが結びつく、このような意見が飛び交う中、今回のフォーラムもあっという間に時間切れとなってしまいました。

次回9回目のフォーラムの日程は年明けに、追ってご案内させていただきます。

今年も残り少なくなりました。この場をお借りしまして、ご多忙の中フォーラムに参加してくださった方々並びに、参加は叶わずともご関心を示してくださった方々に、心よりお礼申しあげます。来年も皆様のご参加をお待ちしております。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。


企画担当: バージニア大学  佐藤友美  マーシャルともこ
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Please visit the J-Embrace homepage on the MAATJ website!
MAATJ will issue Professional Development Certificate upon request

J-Embraceでは、Z世代への支援とより良い人間教育を念頭に、Diversity Equity Inclusion Belonging (DEIB)の課題だけではなく現場での様々な課題を共に考え、課題改善に向けての情報交換や意見交換のできる集まりにして行きたいと思います。そしてメンバー間の交流とネットワーク造りはもとより、ざっくばらんに話せる場を提供できればと思います。内容やトピックは参加者の希望やニーズに合わせて柔軟に対応していきたいと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております!

ご関心のある方は、フォーラム実施予定日をお確かめの上、サインアップシートにご記入ください。ご記入済みのメールアドレスに、ズームリンクを含むフォーラムの詳細を送らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

In recent years, more educators are paying closer attention to diversity, equity, inclusion, belonging (DEIB) as the concerns towards students' learning and mental health are also on the rise. Teachers are on the frontline facing serious challenges everyday to support diverse students. You are cordially invited to an informal online forum, where participants openly exchange ideas, share experiences, and discuss how they can better support students as well as themselves. We hope that J-Embrace will provide a safe and inspiring discussion for the participants and will cultivate a sense of community for the MAATJ members. 

If you are interested in joining, please fill out the sign-up sheet from the link above.  The meeting zoom link will be sent to those who have signed up for the session.  Hope to see you there!


Organizer and Contact: Tomomi Sato (ts2fn@virginia.edu) & Tomoko Marshall (tm5x@virginia.edu)

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