J-Embrace Online Forum #13

.

J-Embrace Online Forum #13

12 / 5 /2025  5:00 pm ~ 6:00pm   

REPORT

MAATJ第13回J-Embraceオンラインフォーラムを開催いたしました。

先生方のクラスにも、態度や口のきき方が悪かったり、指摘されたことに対して納得しないばかりか先生に反発的な発言をする学生がいませんか。そんな態度を取る学生は意識的にその行動に出るのか、自分で気がついていないのか、授業を乱す態度や行動はどこから来ているのか、理解に苦しむことはありませんか。今回のフォーラムでは、そのような学生の行動に対して教師はどのように対応すればいいか考えてみました。

真っ先に「難しいですよね。」と参加者の反応の後、しばらく沈黙が続きました。

2022年のMAAT/FLAVA学会でWest Florida大学のTakamiTaylor先生が基調講演された「A behavior analytic way to support students in language classrooms」を思い出す内容でもありました。その講演では応用行動分析(Applied Behavior Analysisの観点から見た、発達障害: ADHD(注意欠如・多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、LD(学習障害)の行動が分かりやすいイラストで説明されていましたので、どうぞご参照ください。

ASDと診断された子供の数は全米44名に1人だそうですが、上に挙げたような行動を取る学生が「障害者」なのか、発達あるいは社会経験不足の「子供」なのか、その見極めもなかなか難しいものです。今回のフォーラムは主にその「子供」を思わせる行動を取る学生についての意見交換でした。参加者からは、クラス全体の雰囲気を壊したり他の学生の学習の妨げになったりしないように早めにその本人とコミュニケーションを取ることが先決、アドバイザーやカウンセラーなど学校側の協力も求め、教師一人で解決しようとせず「みんなで・holisticallyに」ケアする方がいい、と言う意見がありました。確かに予期せぬ行動に出る学生がいた場合、咄嗟の判断を迫られ、感情を抑えて授業を進めて行くしかありませんし、教師の中には解決策が見えない不満やいらだちが隠せない場合もあるでしょう。しかし、不適切な行動が続く学生ほど家庭や自身の問題を抱えていることがあったり、本人が気づいていなかったりすることもあるため、教師側が感情的になりすぎず、話すきっかけを作り学生の様子を探るところから始めるしかないのかもしれません。一人一人と話すと教師側にも意外な発見があり、そこから何かのプラスに繋がると言う前向きな声も聞かれました。また、成年、未成年、どちらを扱っているにせよ、教師の軽い言葉遣いや行動が予期せぬ(悪い)結果を引き起こすこともあるので充分な注意が必要だと、懸念の声もあがりました。

今回のフォーラムでも、教えること以外に求められている教師の役割の奥深さと、人間教育に携わる教師の弛みない努力を強く感じました。

このように、皆さまの疑問、悩み、アイディア共有など、参加者主体の集いですので、どうぞお気軽にご参加ください。次回は年明けに日程を案内させていただきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


企画担当: バージニア大学  佐藤友美  マーシャルともこ
=================================

Please visit the J-Embrace homepage on the MAATJ website!
MAATJ will issue Professional Development Certificate upon request

J-Embraceでは、Z世代への支援とより良い人間教育を念頭に、Diversity Equity Inclusion Belonging (DEIB)の課題だけではなく現場での様々な課題を共に考え、課題改善に向けての情報交換や意見交換のできる集まりにして行きたいと思います。そしてメンバー間の交流とネットワーク造りはもとより、ざっくばらんに話せる場を提供できればと思います。内容やトピックは参加者の希望やニーズに合わせて柔軟に対応していきたいと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております!

ご関心のある方は、フォーラム実施予定日をお確かめの上、サインアップシートにご記入ください。ご記入済みのメールアドレスに、ズームリンクを含むフォーラムの詳細を送らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

In recent years, more educators are paying closer attention to diversity, equity, inclusion, belonging (DEIB) as the concerns towards students' learning and mental health are also on the rise. Teachers are on the frontline facing serious challenges everyday to support diverse students. You are cordially invited to an informal online forum, where participants openly exchange ideas, share experiences, and discuss how they can better support students as well as themselves. We hope that J-Embrace will provide a safe and inspiring discussion for the participants and will cultivate a sense of community for the MAATJ members. 

If you are interested in joining, please fill out the sign-up sheet from the link above.  The meeting zoom link will be sent to those who have signed up for the session.  Hope to see you there!

Organizer and Contact: Tomomi Sato (ts2fn@virginia.edu) & Tomoko Marshall (tm5x@virginia.edu)

 Sponsored by  MAATJ 

Next
Next

J-Embrace Online Forum #12