J-Embrace Online Forum #12
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J-Embrace Online Forum #12
10 / 2 /2025 5:00 pm ~ 6:00pm
REPORT
MAATJ第12回J-Embraceオンラインフォーラムを開催いたしました。
今学年度初のフォーラムと言うことで、まずは各参加者の事項紹介を兼ねて、担当しているクラスの様子やプログラムの現状、または取り組んでいるプロジェクトなどについて話しました。いつものようにちょっと自分を元気にしてくれたエピソードを共有しましたが、今回は継承日本語プログラムでも教えていらっしゃる岩井先生が、細々と始めた多読が生徒の口コミなどで学校全体に広がったと言う報告をしてくださいました。種まきから幹となり枝を増やす草の根活動の重みとその素晴らしさを実感しました。
今回のフォーラムは日本語学習のブランド再考と言うテーマで話し合いました。アニメやポップカルチャー以外の入り口とは何か、経済大国日本に恩恵を受けて広まった日本語学習熱が今も尚持続するその魅力とは何か、今後のプロモーションやアドボカシーなどで焦点すべく新しい切り口は何かなど、活発な情報・意見交換となりました。かなり幅広いアイディアが共有されたのですが、そのごく一握りの例や議論内容をここに挙げたいと思います。
例えば、日本で仕事をしてみたい学生が増えているが、その裏には日本企業のビジネスモデルやコンプライアンス(新入社員の指導、倫理観、公序良俗を含む)の良さが再注目されているようだ、食育のビデオにある学校での歯磨きや配膳の様子に食いつくように見ていた中学生を思うと、アメリカでは浸透薄の「食」がアピール材料として有力候補であると同時に社会教育を重んじる日本の初等教育も新しい切り口となり得る。アニメに興味のある学生でも自分が好きなものしか知らないのが一般的なので、その入り口から歴史背景や社会課題、或いは自分の専攻や他の分野との橋渡しができる活動に焦点をおき、日本語学習を通して未知の世界を開拓する力と面白さを構築していく。Esportsが現在ホットトピックであることは間違いない。大人(先生)が生徒とゲームをすること(つまり学習者の興味に先生が近づくこと)で生徒との親近感が生まれるだけでなく喜んで日本語を喋ろうと学生が多く存在する事例あり。地域のお祭りや父兄参加型の学校のイベントなどは親日家を増やす機会となる。またプログラム内でレベル間の縦の繋がりが持てるイベントや授業を作り、経験者である先輩の声を発信すると(先生の働きかけよりも?)効果があるようだ。学習者が母校を尋ね日本学習経験談を共有するなどの「生の声」がアドボカシーや日本語学習継続に有効な道ではないか。等、様々な点で話し合いました。
更に今回のフォーラムでは、前に出てニーズや課題を訴えることに苦手意識が強い教師も少なくないと言う声もあり、大使館や商工会とのコミュニケーション、ステークホルダーへの呼びかけも重要であることは変わりませんが、今回のフォーラムをとって見ても、身近でできる何かと長い目でみた草の根活動の両方が必要であることに疑う余地はないでしょう。
日本語プログラムを持続させるために、今後のアピール材料とは何でしょうか。メンバー皆様ご一緒に今後も考えて行きましょう!
プログラム内外、学内外、日本語学習のあらゆる環境において様々なニーズや課題を抱えているのは言うまでもありません。しかしながら、そのアイディアや活動例などを共有することで新たな角度で対応策やアイディア構築へのきっかけ、或いは教師の息抜きにもなり得るのではないかと考えております。これがまさしくこのフォーラムの意図しているところですので、今学年度も、皆様のご参加をお待ちしております。
フォーラムに関しましてのご意見、ご希望などもお知らせくだされば幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
企画担当: バージニア大学 佐藤友美 マーシャルともこ
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Please visit the J-Embrace homepage on the MAATJ website!
MAATJ will issue Professional Development Certificate upon request
J-Embraceでは、Z世代への支援とより良い人間教育を念頭に、Diversity Equity Inclusion Belonging (DEIB)の課題だけではなく現場での様々な課題を共に考え、課題改善に向けての情報交換や意見交換のできる集まりにして行きたいと思います。そしてメンバー間の交流とネットワーク造りはもとより、ざっくばらんに話せる場を提供できればと思います。内容やトピックは参加者の希望やニーズに合わせて柔軟に対応していきたいと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております!
ご関心のある方は、フォーラム実施予定日をお確かめの上、サインアップシートにご記入ください。ご記入済みのメールアドレスに、ズームリンクを含むフォーラムの詳細を送らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
In recent years, more educators are paying closer attention to diversity, equity, inclusion, belonging (DEIB) as the concerns towards students' learning and mental health are also on the rise. Teachers are on the frontline facing serious challenges everyday to support diverse students. You are cordially invited to an informal online forum, where participants openly exchange ideas, share experiences, and discuss how they can better support students as well as themselves. We hope that J-Embrace will provide a safe and inspiring discussion for the participants and will cultivate a sense of community for the MAATJ members.
If you are interested in joining, please fill out the sign-up sheet from the link above. The meeting zoom link will be sent to those who have signed up for the session. Hope to see you there!
Organizer and Contact: Tomomi Sato (ts2fn@virginia.edu) & Tomoko Marshall (tm5x@virginia.edu)
Sponsored by MAATJ