J-Embrace Online Forum #15
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J-Embrace Online Forum #15
4/ 16 /2026 5:00 pm ~ 6:00pm
REPORT
MAATJ第15回J-Embraceオンラインフォーラムを開催いたしました。
今回の「自分をちょっと元気にしてくれた経験」では、還暦祝いで入ったレストランでたまたま働いていた教え子に再会したお話がありました。成長した教え子の姿を見た喜びの中、「先生のおかげで、、、」と思いもよらなかった温かい言葉をもらい、感銘を受け、還暦の祝に華やかさを添えてくれたとおっしゃっていました。また、学校で初めてNational Japanese Examを開催したところ、「できる」はずの学生のテスト結果が予想以上によくなくて、自分のカリキュラムを見直すきっかけとなってよかったと言うことでした。どのお話も、その先生方の教えることに対する熱意が映し出されたようで、癒される想いでした。
さて、今回のフォーラムでは、参加者の希望された「American’s Disability Act (ADA) Compliance:Accommodationが必要な学習者にもアクセスしやすい教材をどうするか」と言うお題で話し合いました。これまで蓄積して来た教材を(講義用スライド、プリント類、絵教材などを)全て、「障害のあるアメリカ人法(ADA)」に基づくガイドラインに沿ったものに変えなければいけません。K-12の方では地域によって対応の仕方が異なるようですが、大学では、Canvasのコースサイトにある自動チェック機能が利用できたり、学内の専門オフィスのサポートを得られたりするところもあるようです。しかしながら、全ての教材を変更となると途方に暮れる膨大さかもしれません。
ADAガイドラインの一例としては、
screen readerやimmersive readerが対応可能なフォーマットやレイアウトの使
文章での説明や問題などの音声化
イラスト、写真、動画などには字幕や文字表記の義務化
規定に沿った色使い、ハイライト、文字サイズやフォントの使用
などが挙げられます。
ですが、ルビを使用するとscreen readerが読み上げてくれなかったり、助詞の「は」を読み違えたりするため、日本語の場合、他言語では見られない課題にも遭遇します。一方で、ADAガイドラインに沿った教材は、障害者の有無に関わらず、多様なニーズを持つ学習者にとって、学習効果を高める一助となることもあるだろうと言う参加者の声もありました。例えば、文字を音声化は、視覚障害の学習者をサポートできるだけではなく、学習者全員の学習方法の選択肢の増加につながります。それにより、強みを活かしながら苦手分野の向上もできるでしょうし、自律学習を促すことにも繋がるでしょう。
学習者のニーズの多様化に伴い、ADAガイドラインが学校機関で義務化されることで、適切な対応を求められる教師の負担が重くなる中、これも新しい時代の流れなのかもしれないと、参加者間の励ますところで、今回のフォーラムがお開きとなりました。
次回のJ-Embraceオンラインフォーラムは、夏休み明けとなります。これから学期末に向け、疲れが抜けにくいと感じられる方も多いかと思います。夏休みまで、もうひと踏ん張りですね。皆様、どうぞお身体お大事になさってください。
企画担当: バージニア大学 佐藤友美 マーシャルともこ
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Please visit the J-Embrace homepage on the MAATJ website!
MAATJ will issue Professional Development Certificate upon request
J-Embraceでは、Z世代への支援とより良い人間教育を念頭に、Diversity Equity Inclusion Belonging (DEIB)の課題だけではなく現場での様々な課題を共に考え、課題改善に向けての情報交換や意見交換のできる集まりにして行きたいと思います。そしてメンバー間の交流とネットワーク造りはもとより、ざっくばらんに話せる場を提供できればと思います。内容やトピックは参加者の希望やニーズに合わせて柔軟に対応していきたいと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております!
ご関心のある方は、フォーラム実施予定日をお確かめの上、サインアップシートにご記入ください。ご記入済みのメールアドレスに、ズームリンクを含むフォーラムの詳細を送らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
In recent years, more educators are paying closer attention to diversity, equity, inclusion, belonging (DEIB) as the concerns towards students' learning and mental health are also on the rise. Teachers are on the frontline facing serious challenges everyday to support diverse students. You are cordially invited to an informal online forum, where participants openly exchange ideas, share experiences, and discuss how they can better support students as well as themselves. We hope that J-Embrace will provide a safe and inspiring discussion for the participants and will cultivate a sense of community for the MAATJ members.
If you are interested in joining, please fill out the sign-up sheet from the link above. The meeting zoom link will be sent to those who have signed up for the session. Hope to see you there!
Organizer and Contact: Tomomi Sato (ts2fn@virginia.edu) & Tomoko Marshall (tm5x@virginia.edu)
Sponsored by MAATJ